私には中学校に入学した頃から留学をしたいという思いが強くありました。思いが強くなるなかで「高校で留学はしたいけれど留年はしたくない」「海外の高校に行ってみたいけれど日本 の高校卒業資格も欲しい」という考えを持つようになりました。そんな時に見つけて、すぐに学校見学に行ったのがグローバル高校でした。グローバル高校では2年次に「全員」が約1年の留学に行くことができ、そして帰国後は留年をする必要なく3年間で卒業ができる。まさに私が求めている高校生活そのものでした。その上、グローバル高校ではゼミ活動をはじめとし、他の高校での学校生活では経験できないような外部との交流もたくさんあると知り元々人と繋がることが大好きな私にとっては本当に理想の学校でした。そして何よりも、学校説明会に行った時の在校生の雰囲気や先生方の優しさ、先生と生徒の距離の近さがすごく好きでこの学校でなら私らしくいられるとと感じ入学を決めました。
今はホストマザー、19歳のホストシスター、スペインからの留学生の子と一緒に生活しています。ホストファミリーとの生活では当たり前のことではありますが、「自分のことは自分で」が基本です。使ったものを綺麗にするのは勿論のこと、洗濯もお弁当づくりもすべて自分で行っています。食事に関しては朝食昼食は基本的には自分たちで準備をし、休みの日であっても 一緒に食べることはほとんどありません。でも夕飯はみんなで一緒に食べるようにしています。夕飯はホストマザーやホストシスターが作ったり、買ってくることが多いですが週に1回は 私ともう1人の留学生の子で夕食を作っています。夕食の時にその日にあったことなどを各自共有しあったりもします。私のファミリーは夕食の時間が17時前後と早いため、夕食後はみん なで映画を見たりもしますが私たちは学校からの課題があったりもするため日によってばらつきがあります。週末には、ショッピングや映画を観に行くことが多いですが雨の日などは家で過ごすことがほとんど、みんなでビデオゲームをしたり、映画を見たりしながら過ごしています。
現地に来てG1の時にやっておいてよかったと思うことは当たり前のことではありますが、やはり英語学習 (特に単語とreading力の向上)。その中でもネイティブの先生との会話の機会を多く持ち、それを通じて 生の英語に多く触れたことはとてもよかったと感じています。また、先輩の留学経験を聞いたこともすごく 良かったです。経験談を聞いておくことで自分が現地でやりたいことを前もって具体化することができ、現 地に着いたあと実現しやすくなります。そして毎日夢手帳を書く癖をつけたこと。正直G1の時は毎日と言 いつつ日記部分は溜めて書いてしまうこともありました。でもやることをリストを作りその日の間に振り返 ることは毎日欠かさず行いました。それによりPDCAのサイクルが習慣化されたと思います。カナダに来て からは日記とTo do listのチェックを毎日欠かさず行っており、自分お成長に繋がっていると感じる場面が 多いです。また、日本のことを知るというのもとても大切です。私は日本文化(和菓子、食事、着物、浴衣 etc)については色々と知識をつけてから渡航したのですが、日本の地理、政治、経済についてももっと知識 を身につけてからくるべきだったと最近感じることが多いです。
長い間海外での生活に憧れていた私にとっては不安よりも楽しみの方が断然大きかったです。どんな新しい 世界が待っているのか、日本では経験できないことがたくさん経験できることがすごく楽しみでした。音楽 愛が溢れている街に行けるということもあり、自分の好きなことができるということへの期待もありました。 その一方で、日本とは全く違う場所で家族も友達も、スマホ(SNS全部)もなしの生活に不安や寂しさも勿 論ありました。私自身、本当に家族が大好きで、これまで家族と友達から沢山支えてもらってここまで頑 張ってこれました。そんな私が大好きな、頼れる人たちを離れ、全くの新しい今まで以上の困難があるかも しれない世界で1人で全てのことを乗り越えられるのかはすごく不安でした。そして私の性格上、完璧を求 めすぎることもあり渡航前から10ヶ月という限られた期間の中で自分がどれだけ成長できるのか、多くの ことを経験できるのかが一番の不安要素でした。
9月から登校が再開し、今は1日2教科の隔週で計4教科を履修しています。ランチタイムには学校の校庭で 友達とお弁当を食べたり、友達の家に行って食べることもあります。学校開始とともに日本でいう部活動も ほとんどのものが再開されました。私はテニス、Marching Band, Jazz Bandに参加しています。学校外で の活動としてはボランティア活動への参加をしたりもしています。ボラティア活動は地域の人と繋がること ができるので、自分の滞在している街について知るいい機会になっています。
友達や先生に感謝を伝えることです。私は基本的に感情を表に出すことが苦手で、相手にあまりうまく伝
わっていないことが多いです。しかしこの留学期間、友達にはとてもお世話になったし、プレゼントをくれ
た友達もいました。特に先生は、とても気にかけてくださったり優しくしていただいて、たくさんの感謝が
あります。なので学校が終わってしまう前に、できる限り感謝を伝えられたらと思います。
私の滞在しているCollingwoodでは都会と自然の両方を味わうことができます。ダウンタウンに行けば、都 会的な雰囲気を味わうことができ、近くにはビーチやブルーマウンテンがあるため多くの自然も味わえます。 街全体として音楽をとても大切にしているので音楽好きには沢山の楽しみと幸せが溢れている街です。そし て、CCI(現地校)には日本のことが大好きな先生、生徒が沢山います。過去に多くの日本人を受け入れてい たこともあり、日本人の英語の特徴(他の国の留学生とは大きく違います)をよく理解してくれているので 授業で的確なサポートをしてくださいます。また、CCIでは学校内での音楽とスポーツの活動がすごく充実 しているので様々な体験をすることができます。
現地に来て私が直面したのは発音問題でした。喋れてる、正しい単語も使えてる。でも発音の問題で聞いて もらえない。このようなことが沢山ありました。発音こそ現地で生の英語に触れることで変えられることだ と思うので今は現地校の友達、先生、ホストファミリーに協力をしてもらいながら発音矯正をしています。 そしてIELTSにむけ、週に最低一度のEssay演習にも引き続き取り組んでいるところです。また、日常生活 を通じて、わからない単語や言い回しが出てきたらその場ですぐ聞くなどしてボキャブラリーを増やすこと にも力をいれています。私の場合は自粛期間中に自分の苦手分野の具体化をしたのでESLの先生に相談をし て、その分野に関連する問題演習も時間がある時には行っています。
グローバルに活躍するために大切なことは一つの考えにとらわれず沢山の知識や、価値観、考えを知ること が大切だと私は考えているのでホストファミリーに知り合いを紹介してもらったり、ボランティアに参加し たりなど多くの人から話を聞ける機会を自らの行動で手に入れることを心がけています。そしてその機会を 通じて、1人でも多くの人と繋がりをつくることも意識していることの一つです。また自分の幅を広げるた めに今まであまり興味のなかった分野についても関心を持つようにしています。
音楽のために今の現地校に来ているのでMarching Bandのパレードに出ること(11/20,27, 12/4)。音楽関 連のイベントを企画し、実現すること。また上記でも挙げたように発音改善をし、自分の英語に自信が持て るようになること。掴めるチャンスは全て経験して、その経験から多くのことを学ぶこと。
正直私自身まだ具体的な夢は持っていません。色々なことに興味があり、まだまだ色々なことに挑戦したい と思っています。だからこそ、日本にいては触れることができないような様々な価値観、考え、生き方(仕 事、家族の形etc)を知り、自分の将来の幅を広げれることにつながるような経験をできるかぎり全て挑戦 するようにしています。そして自分の好きなこと、得意だと思うことには沢山のパッションを注ぎ、伸ばし 続けています。
学校放送でリポーターをしたこと。Rememberence day accemblyでトランペット奏者(過去の演奏は先生 が担当)に推薦されたこと。Wise owlsという成績上位者の表に名前が載ったこと。
生徒の声は更新・追加していきます。