「学生時代に留学するにはいつが良いのか?」留学の目的や各個人の状況などにより一概には言い切れませんが、事実日本の学生の大半は大学時代の留学を選択しています。もちろん大学留学にも沢山のメリットはありますが、高校時代に行く留学だからこそ得られるものが多くあるのも事実です。それでは「高校時代だからこそ得られるもの」とはどのようなものなのでしょうか。
自立・成長 | 人間力と語学力 |
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考え方や習慣がある程度固まっている成人(大学生)とは異なり、高校生は感受性も高い時期の為、環境に適応する能力も高く、留学期間中の成長のスピードが一段と速くなります。また、まだまだ柔らかい脳で吸収力も高い為、毎日の生活を過ごすだけでも自然と語学力も向上していくことが多いです。
目的意識 | 将来の目標がより鮮明に |
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海外生活では、日々自己判断する機会があふれている為、おのずと将来の夢に対しても思いや思考が深まり目的意識もより高まります。目的意識が高まる事で、将来の目標に向け、より具体的に学習・行動計画を立てる事ができる様になります。
進路の幅 | 世界地図から選ぶ進路選択 |
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高校時代に海外留学を経験し、自分の中での国境という概念を取り払う事で、卒業後の進路選択として、日本国内だけでなく、世界へ向けて視野を広げる事が可能になります。また高校時代は英語圏の国への留学がほとんどの為、高校卒業後は、第3言語を習得できるアジア諸国やヨーロッパ諸国などを選択肢に入れる事も出来るようになります。
移民国家と呼ばれダイバシティ―が感じられるカナダでの留学では、多種多様な文化の中で、さまざまな異文化体験をすることができます。カナダの学校では、日本には無いような実践的で幅広い授業があり、生徒は留学生としてではなく、一生徒としてカナダの生徒に交ざりテストや課題にも取り組みます。カナダ留学では、2ヶ月間の夏期休暇中にアメリカのハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)での特別講義を受ける予定です。
世界をリードする経済大国アメリカでは、ビジネスやテクノロジー、アートなど、様々な分野の最先端に触れることができます。
アメリカの高校教育は幅広く実践的なカリキュラムが特徴で、生徒の自己表現や主体的な学びを重視しています。
北はワンガレイから、南はインバーカーギルまで、ニュージーランド全土が留学の対象になります。広大な自然に囲まれたニュージーランドで、日本の都会とは全く違った生活を味わうことができます。約9ヶ月間をニュージーランドで過ごした後、残りの期間はアジア圏の国々でさまざまな研修を受け、留学を締めくくります。
本学園では、毎年カンボジアでの活動を行い、異文化交流を通して、歴史、文化、教育などを体感し多くのことを学んでいます。また、文具や使わなくなったTシャツなどの衣類をカンボジア訪問の際に、孤児院の子どもたちに贈ったり、校内にある自動販売機の売上金の一部や、募金の寄付などといったボランティア活動も生徒たち自ら積極的に行っています。
異文化理解を深めるため、バングラデシュにある姉妹校NDMSC※で活動を行っています。現地の生徒と共に学ぶ中で、学ぶことに対する姿勢、生きることや生活していくことの価値観など、世界を五感を通して学んでいます。
※NDMSC:ナラヤンクル ドリーム モデル スクール アンド カレッジ
~私たちの考えるグローバル力とは~
いつでも、どこでも、誰とでも対話を通じた合意形成をもとに未来を創造し、異なるものと共生し、「未来を切り拓くことができる力」
本校で行う留学の特色は、一言でいえば生徒の「自立」にあります。
親元から離れ、日本人の友達も先生もいない、通信手段は緊急時を除き手紙のみという厳しい環境の中で生活することにより、生徒は「タフ」さを身に付けます。同時に、日本では経験できない未知の価値観や多様な文化に触れていくことで、生徒はグローバル社会を生き抜いていく人材に成長します。
一般的な留学プログラムにおける失敗例として、期待したほど英語力が伸びなかった、現地の友だちができなかった、ホストファミリーと打ち解けられなかったなどが挙げられます。 こうした失敗の原因として、日本人ばかりで固まっている、大半の時間をSNS上で日本の家族や友人と交流することに使ってしまう、部屋に閉じこもってホストファミリーと話しをしないなどが考えられます。本校では、留学期間中は、学校指定のiPad または MacBook 以外のPCやスマートフォンなど、Wi-Fi接続が可能な機器の現地への持ち込みは厳禁としています。家族との電話やメールなどを通じた連絡も禁止し、家族との連絡は、月に一度程度の手紙の交換を推奨しています。 日本で日常的にSNSやインターネットのメッセージ機能を使用している生徒たちにとっては、非常に厳しいルールではありますが、精神的な自立を強く促すとともに、留学の効果を最大限に享受してもらうための対策です。 当然のことながら、緊急時には、現地のアドバイザーや学校経由で、迅速に連絡できる体制を整えられており、安全性が充分確保されているからこそ実現しているルールだといえます。本校の海外留学は、「日本一厳しい留学」であり、「日本一安心できる留学」でもあるのです。一年間の留学中、生徒は家族からも友だちからも離れ、異文化の中で、現地の教員・同年代の友だちや、ホストファミリーなどと交流し、ときには衝突しながら、英語をツールに一人で自分の世界を切り開きます。 その経験により、英語力の向上はもちろん、コミュニケーションの能力、柔軟性と協調性、異文化に対する理解など、グローバル社会で生きる人材としての素養を身につけます。 これは、国内外を問わず、夢の実現に向けての進路選択の幅と、将来の可能性が広がることにつながります。
思春期を迎え多感な時期になる生徒は、時には心が疲れてしまうこともあるかもしれません。しかし、生徒が世界に羽ばたいていくためには、高校時代にさまざまなことに悩みながらも果敢に挑戦し、心を強くしていくことが必要です。レジリエンス教育では、逆境でも「折れない心を持つ」ための教育を行っています。本校には、専門のカウンセラーが常駐し、生徒一人ひとりに寄り添い、楽しい時だけでなく辛い時にこそ生徒の味方になる仕組みがあります。この「レジリエンス教育」が留学中の生徒の心を支えています。
留学先となる学校は、教員が現地に赴き、現地校の担当者と直に話をし、日本人留学生が多いエリア、留学生の教育体制が不十分な学校は避け、本校の教育方針に共感し、共に生徒を育てるパートナー校を1校1校厳選しています。
日本語の環境から徹底的に離れてもらうため、SNSの利用などは原則禁止。ご家族とも電話やメールではなく手紙でのやり取りを推奨しています。もちろん、緊急時には学校経由で迅速に連絡しますので、ご安心ください。
万が一留学先で病気やケガ、トラブルが起こった時は、現地に住む日本人スタッフが迅速に対応し、学校やご家族への連絡も行います。
幅広い教養を身に付け、多角的な考え方やアプローチができる「国際標準の総合力」を養います。また、協働ゼミや個人研究を通じて特定分野の専門性も身に付けます。
1年次には理科のイマージョン授業やグローバルサウスと呼ばれる開発途上国について学び、2年次にカナダまたはニュージーランドに1年間留学。個人研究を軸とした専門性も活かし、グローバル併願での進路を目指します。
2024年4月に新設する、米国名門高校Wayland Academyとのパートナーシップで日米2つの高校卒業資格を取得するクラス。
1年次から日本と米国のカリキュラム(STEAM教育を含むリベラルアーツ主体のカリキュラム)を同時に履修し、2年次には米国に1年間留学することで、卒業時には日米2つの高校卒業資格を取得します。早期からグローバル基準の進路指導を行い、世界トップ大学(THE世界大学ランキング100位以内)への進学を目指します。
日本文化講座では、礼法マナーの専門講師をお招きし、日本人の教養の一部として、着物、浴衣の着付け、礼法、作法などを学びます。
留学先では、交流会やパーティーなどが頻繁にありますが、本校の生徒は、こうした機会に積極的に浴衣を着用し、海外の方々に喜んでいただいています。
本講座の目的は資格取得ではありませんが、結果として、全員が全日本マナー検定の初級を取得しています。
通常の学校では、ネイティブ教員は英会話のみを担当することが多いですが、本校のネイティブ教員は英会話のみならず、国際科として独自に設定している教科、「総合英語」「英語表現」「英語理解」「異文化理解」なども担当し、総合的な英語力を高めます。
郁文館グローバル高校では、ネイティブと日本人のW担任制を採用。毎日、日本人担任とともにHRを担当します。諸連絡を英語で伝えるほか、その時々に求められる道徳的な教育も行います。
ネイティブ教員ならではのオープンマインドから、日本人教員には話しにくいような相談事を生徒から寄せられることも多く、留学経験を経た3年生などは、英語でのカウンセリングを受けることも多いです。
4割にも及ぶ海外大学への進学希望者に向け、また自らが海外大学の卒業生として、その学びの特徴や入学に向けて必要な準備、学習方法などを全般にわたり指導します。
生徒の進路の方向性や探究テーマ毎に担当者を配置。生徒が自身の研究テーマについて相談できるメンターとして、学年主任や担任と連携しながら進路に対するアドバイスから論文添削までサポートします。
担任やメンター担当者で、生徒一人ひとりの進路について学内での進路会議でじっくり考えます。また、 生徒との進路面談・3者面談を行い、進路会議の結果を伝達しながら進路に向けた戦略を生徒たちと練っていきます。
随時、海外大学説明会を実施。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、台湾、マレーシアなど、様々な国の大学に関する情報を共有します。
エージェントによる個別のカウンセリング面談を実施。生徒の夢や目標に合わせた最適な環境や海外大学についてアドバイスします。
難関海外大学合格の実績を積み重ねたネイティブ教員が海外大学受験に必要なスコアを獲得するための集中講座を実施します。
生徒は留学中の経験や学びをテーマにした英文でのエッセイを執筆。ネイティブ教員が添削を行いフィードバックをします。
NIEでは、SDGs課題など社会問題に対するディスカッションを実施。自身の探究分野や進路に対して明確なイメージを持たせます。
ゼミ毎にフィールドワークを実施し研究レポートを作成。プレゼンテーション大会での発表などを通し、総合型選抜に向けた力を身に付けます。
生徒たちの研究テーマに基づいた教養講座を実施。生徒は各教員やゲスト講演者とディスカッションを行うことで教養力を高めます。
総合型選抜の受験に対応したアクティブラーニング型の授業を展開。一般受験希望者には、一般入試対策講習(補習)も実施します。
郁文館グローバル高校の進路指導方針は、ただ大学に合格させることをゴールには設定していません。 「行ける大学ではなく、行くべき大学へ」「あるがままの人生ではなく、あるべき人生を」を基本の考えに、各自が夢手帳で具体化した夢を 実現させるためには、どの大学に行くことがベストであるのか、それを一緒に考えることから進路指導が始まります。
夢への計画書である「夢手帳」と、それを基に教員がサポートする「夢カウンセリング」で、生徒は夢への道のりを力強く歩むことが可能となります。
生徒の「好きなこと」や「得意なこと」を入り口に教員が夢探しからサポート。進路指導経験豊かな教員が、生徒とともに「こうなりたい!」を見つけ出します。
夢を実現するための計画づくりもサポートします。夢に日付を入れて、目標達成までの助走期間を導くべく、5年後の姿、3年後の姿、1年後、半年後、そしてそのためには今日何をすべきかを、生徒と共に教員が徹底的に具体化します。
すべきことが決まったら、決めたことをやる! 生徒は本校オリジナルの夢手帳に計画したこと、実行したことを書き込みます。自身の歩みを可視化することで夢実現まで歩き続ける足腰を鍛えます。
実行したことを更に次の計画に活かすことで、計画力が向上します。計画は達成できたのか、できなかったのか。できたとすれば更に良くするためには何をすべきなのか。 絶え間なく計画、実行、改善のPDCAを繰り返すことで夢を実現する力が育まれます。
本校では、高校卒業後の進学先として、海外の大学も広く選択肢に入れることを推奨しており、実際に、グローバル高校の卒業生については、約4割が海外の大学に進学しています。
本校が、海外の大学を進学先として推奨している理由の第一は、「入学より卒業が難しい」と言われる海外の大学の学生は、日本の大学生に比べて、勉強量が圧倒的に多いこと。
授業が終わってからも、図書館や自室で、課題をこなし、授業の予習復習をするなど学びを深めています。留学生は語学のハンディがあるために、現地の大学生以上にハードな学生生活となりますが、この経験とそこで得た知識は、将来必ず糧となります。
第二は、海外の大学の教授は、生徒のアンケートにより定期的に評価され、低評価が続くと解任されることもあるため、自身の専門分野の研究活動のみならず、教えることに対する熱意があること。学ぶ意欲がある生徒にとっては、恵まれた環境だといえます。
第三は、海外の大学に4年間通えば、少なくともその国の言語は話せるようになることに加えて、グローバル力・人間力も養えること。社会で活躍し、付加価値を生み出せる大人になるためには、異なるものと共生し、未来を切り拓くことができる能力が欠かせません。
かつては、「日本の大学を卒業しないと、日本の企業に就職できなくなる」と言われていたこともありますが、時代は変わりました。多くの日本企業が海外進出し、マーケットを広げている時代に必要とされるのは、グローバルな視点をもつ人間です。数週間の語学留学の経験者は珍しくないため、就職活動で高く評価されることはほとんどありませんが、海外の大学で4年間、各国の学生に交じって切磋琢磨した経歴には、多くの企業が注目しますし、こうした経験のある人材を積極的に求める企業も少なくありません。
4年間の学生生活で培った世界に広がる人脈も、卒業後の人生や、仕事をする上でも、かけがえのない宝となります。
本校の進路指導では、海外の進学先として、アメリカのトップ大学だけが価値があると考えているわけではなく、行き先の選択肢は実にさまざまです。卒業生たちは、米国以外にも、イギリス、カナダ、台湾、マレーシア、オーストラリアなどの大学に進学し、豊かな学生生活を満喫しています。
本校の進路指導の特徴は、全教員が進路指導のプロフェッショナルであること。担任だけでなく、全教員が進路指導の会議に参加し、情報を共有しています。校長を含めたすべての教員が、生徒の希望に応じて、何度でも相談に応じる体制ができています。海外の進路指導における本学園の強みは、アメリカ・シリコンバレー在住の専門の進路カウンセラーと連携していること。定期的に来日していただき、北米大学への進学を希望している生徒と面談していただいています。
アメリカの大学だけで約4,000校ありますので全ての大学の情報を網羅することは難しいのですが、専門分野や環境等、プロの方の知識を提供していただくことで、より希望にあった進路選択が可能になります。
アジア等、その他の国については、本学園の教員自らが、現地の大学に赴き、常に最新の情報を取得し、留学先として相応しいかどうかを実際に確認したうえで、生徒に紹介しています。また、各ご家庭の方針と生徒の希望に合わせた進路指導を実現させるために、保護者の方々に向けても、頻繁に海外大学進学説明会を開催。必要な学費、生活費、奨学金の状況など、海外進学の具体的なプランについて情報共有しています。
海外の大学は日本の大学とは入試形態が異なるため、その国それぞれの入試情報を取得する必要があります。郁文館グローバル高校には、これまでの数百人に上る海外大学合格実績のノウハウが蓄積されています。このノウハウが2018年度3年次在校生に対する海外大学合格率52.5%という日本第一位の実績を生み出しました。
<国公立大学>
一橋大学 九州大学 お茶の水女子大学 大阪大学 名古屋大学 筑波大学 東京学芸大学 東京芸術大学 高知大学 和歌山大学 広島大学 国際教養大学 首都大学東京大学 高崎経済大学 横浜市立大学 防衛大学校 等
<私立大学>
慶應義塾大学 早稲田大学 上智大学 東京理科大学 国際基督教大学 明治大学 学習院大学 立教大学 青山学院大学 中央大学 法政大学 同志社大学 立命館大学 津田塾大学 成城大学 成蹊大学 明治学院大学 武蔵大学 立命館アジア大学 東京都市大学 日本大学 東洋大学 駒沢大学 専修大学 國學院大学 順天堂大学 獨協大学 日本獣医生命科学大学 桜美林大学 神田外語大学 創価大学 清泉女子大学 白百合女子大学 聖心女子大学 京都外語大学 女子美術大学 関東学院大学 玉川大学 日本福祉大学 武蔵野大学 拓殖大学 等
<海外大学>
Azusa Pacific Univ.(米) Beloit College(米) Bunker Hill Community College(米) California State University Long Beach(米) California State University, Northridge(米) California State University San Marcos(米) City College of San Francisco(米) College of DuPage(米) College of Wooster(米) Dean College(米) Diabro Valley College(米) Everett Community College(米) Hawaii Tokai International College(米) Highline College(米) Kapiorani College(米) Lane College(米) Lane Community College(米) Lewis&Clark College(米) Los Angels City College(米) Merced Community College(米) Middlesex Community College(米) Minnesota State University Moorehead(米) Monterey Peninsula College(米) Ohio Wesleyan Univ.(米) Olympic College(米) Pasadena City College(米) San Diego State University(米) Santa Barbara City College(米) Santa Monica College(米) St. Lawrence Univ.(米) University of Washington Bothell(米) University of Wisconsin Superior(米) University of California Davis(米) University of California Santa Cruz(米) University of San Francisco(米) University of South Dakota(米) Washington&Jefferson(米) Western Nebraska Community College(米) Western Wyoming College(米) Wheaton College(米) Winona State University(米) Woodbury Univ.(米) Glendale Community College(米) Earlham College(米) Florida Southern College(米) Gettysburg College(米) Denison University(米) Luther College(米) Washington College(米) Kalamazoo College(米) Coe College(米) Juniata College(米) Okanagon College(カナダ) York University(カナダ) University of Waterloo(カナダ) University of Toronto(カナダ) Langara College(カナダ) University of Victoria(カナダ) Business and Hotel Management School (スイス) Les Roches(スペイン) 北京(中) 国立台湾(台湾) 師範(台湾) 政治(台湾) 銘博(台湾) 国立臺灣大学(台湾) 国立台湾芸術大学(台湾) 中国文化大学(台湾) 高麗大学(韓国) Sunway University(マレーシア) Taylor's Univ.(マレーシア) INTI International(マレーシア) Auckland University of Technology(NZ) University of Sussex(英) James Cook University(豪)
「高校二年次に一年間の留学プログラムがあり、その留学を通して今後の社会を生き抜く上で重要なグローバル思考を鍛え、英語・英会話を伸ばせる事。そして今まで日本の社会しか知らなかった狭い視野をカナダという異国に来ることで新たな考えや、価値観を知ることができると思ったのが1番の考えでした。」また、日本にいるときにも新聞を読んでみんなで意見交換をし合うNIE授業があったり、ゼミ活動があったりと、社会の事を知る上でとても魅力的な授業が揃っていると感じたからです。
一年次には初めて経験することが沢山ありました。新聞を読んで意見を交換し合うNIEの時間ではファシリテーターや企画などの運営側を担当することができました。何か提案するときに企画書を書いて論理的に物事を提案したり、リーダーシップを取ったりと、今後の人生で必要不可欠な力を得ることができました。中学生の時は人前に立って喋ることにためらいを感じていましたが、もうためらいを感じることはありません。語学面では、日本にいながらもネイティブの先生が全部英語で授業をしてくださいました。また全部英語で行う授業というのに慣れることができて、留学が始まって最初のクラスから自分のベストを出すことができました。社会に必要な力と語学力を一年次に習得できたおかげで、留学先でもためらうことなく友達と英語で喋ることができ、楽しい生活を送ることができています。
中学生のときに野球部に所属していました。それで2年生のときに怪我をしてしまってなかなか治らずに色々なところで診てもらったのですが、たまたま出会った療術の先生が、あっという間に治してくれたんです。それまでは文系一辺倒だったのですが、一気に医者になるという夢ができました。
高校進学を検討するときに考えたのは、医者を志しながら、英語も勉強できる環境という条件でした。というのも、小さいころから英会話を習っていたので。それで理系と留学で両立できるところを探したら、郁文館グローバル高校のグローバルサイエンストラックに出会って。もうここしかない、という感じでしたね。
国内大学も考えていたのですが、英語×サイエンスというのがキーワードだったので海外も選択肢として調べていました。そうしたら、ハンガリーの医学部のことを知ったのです。それでよく調べてみると、むしろ国内の大学よりいいじゃないかと。留学にかかる費用も廉価、ハンガリーの医師資格を取るとEUでも医師ができる、日本の医師国家試験にも通じることなど色々な要素がプラスだなと感じました。
グローバル高校の生徒は海外大学を進学先として選ぶことが普通なので、そういった学内の雰囲気も進路選択には大きく影響していると思います。
海外留学ができる高校の中でも、グローバル高校では長期留学が必修。厳しくも着実に力の付くカリキュラムに魅かれて入学しました。学校生活は留学だけでなく、夢合宿や行事などいつも高いレベルを目指して挑戦できることがあり、自分の成長を日々感じることが出来ました。
グローバル高校は生徒同士、先生と生徒の間でとても信頼感の強い学校です。私はロンドンでアートを学んでいますが、安定や就職に有利かどうかなどが一見大事に見える社会の中で、私の幸せに繋がる進路選択を考え、後押ししてくれたグローバル高校にはとても感謝しています。
本当にやりたいことを「やりたい」と言えること、それを心から応援してくれる環境があることが、私の力を一番発揮してくれたのではと思っています。
私は、郁文館グローバル高校に入って人生が変わったと思っています。
高校の3年間という時間は身も心も成長し、自分を確立していく上で大切な、かけがえのない3年間です。
郁文館では様々な挑戦をしてきましたが、その挑戦意欲に応えてくれる学校の風土・先生方・仲間がいて、その環境があったからこそできたことです。どこの高校でもあるものではないし、大学に入ったら打って変わって自己責任。郁文館の環境がいかに恵まれていたか身に染みました。
郁文館に入るなら、その環境を生かし、やりたいことに全部挑戦してみてください。後悔のない、人生を変えるような高校生活を送り、その挑戦を未来に繋げてもらいたいと思います。
東京メトロ南北線「東大前」より徒歩5分。
その他にも2路線3駅より10分以内で通学が可能なので、神奈川、千葉、埼玉からのアクセスも便利です。